「NISAって色々な種類があり、色々な金融機関でできるので、どこがいいのか分からない。」
そういったお悩みをお持ちの方は必見です。
この記事では、3種類あるNISAの違いやマネックス証券のNISAの特徴、注意事項などを見ていきます。
この記事を読めばNISAについてはもちろん、マネックス証券でNISAを行うべきか分かるようになっているので、ぜひ最後までご覧ください。
NISA
NISAとは
NISAは、少額投資非課税制度のことで、国民の銀行預金や貯金を投資に利用してもらうために作られた制度です。
NISAでは、「NISA口座」内で購入した金融商品などの運用利益や配当金が一定額非課税になります
通常であれば、こういった運用利益や配当金に対して20.315%の税金がかかります。その税金が非課税になるので、積極的に使っていきましょう!
NISAの特徴
NISAの主な特徴は以下の2つです。
NISAの特徴
それぞれ確認していきましょう。
運用利益や配当金、分配金の非課税化
NISAの一番の特徴は運用利益や配当金、分配金にかかる税金が非課税になることです。
具体的には、上場株式などに投資をした場合に得られる運用利益や配当金、分配金には通常であれば、所得税・住民税(所得税:15%、住民税:5%、復興特別所得税:所得税の2.1%、合計:20.315%)が課税されますが、NISAを利用するとこれらの税金が非課税になります。

りな先生
例えば、株式を120万円分購入して、240万円に値上がりした状態で売却したらこんな感じね。
(240万円-120万円)×(100-20.315)%=95万6220円
【NISA口座の場合】
240万円-120万円=120万円
【差額】
120万円-95万6220円=24万3780円
かなりおトクになるので、使える場合は使って方がおトクな制度です。
確定申告が不要
当たり前の話ですが、非課税だということは確定申告も必要ないということです。
通常であれば、1年間分の利益や損失を計算したりしなければいけないので、確定申告に慣れていない方にとってはかなりありがたい制度です。
マネックス証券でNISAを始めたい方は、『公式サイト』から口座開設しましょう!
マネックス証券のNISAの特徴
マネックス証券のNISAの特徴は以下の3つです。
マネックス証券のNISAの特徴
それでは一つずつ見ていきましょう!
国内株の売買手数料が無料
マネックス証券のNISA口座では、約定金額にかかわらず国内株の売買手数料がすべて無料になります。
もともとマネックス証券の国内株式の売買手数料は、ほかの証券会社と比べて安いわけではありません。
しかし、NISAを活用すれば、そのビハインドも関係ありません。
年間120万円の範囲内でしか取引を行わない少額投資家は、手数料で比較するのではなく、サービス内容で比較するといいでしょう。
マネックス証券の手数料体系に関して詳しく知りたい方は、『マネックス証券の手数料は高いの?他社との比較で徹底解明!』をご覧ください。
NISA口座で外国株の買付手数料が無料
マネックス証券のNISA口座であれば、外国株の買付手数料が無料になります。
多くの証券会社では海外ETFの買付手数料は無料となっています。しかし、外国株の買付手数料が無料なのはマネックス証券だけです。
なので、外国株の売買手数料に関しては、マネックス証券とSBI証券が同じ値段で最安値でしたが、NISA口座で購入することでSBI証券の半分の費用しか掛かりません(購入金額と約定金額が同じ場合)。
米国株に強いマネックス証券の米国株もNISAで買えばさらにおトクです!
IPOにもNISA口座を活用可能
マネックス証券ではIPOにもNISAを活用できます。
IPO投資は利益率が高く、100万円以上の利益が出ることもあるので、NISA口座でIPOに当選すると非課税になるのでかなりおトクです。
マネックス証券のIPOは完全平等抽選で当選確率が高いということが特徴なので、マネックス証券のIPOをNISA口座で申し込むのがおすすめです。
マネックス証券のIPOについては下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
NISAの注意事項
NISAの注意事項は以下の5つです。
NISAの注意事項
それでは一つずつ見ていきましょう。
開設できるのは一人一口座
NISAは一人一口座しか開設できません。
通常の総合証券口座であれば、複数の証券会社で開設できますが、NISA口座は複数の証券会社で開設することができません。
開設する証券会社は1年ごとに変更できますが、一回投資を行った場合、投資枠が残っていても翌年になるまで他の証券会社に変更することができません。
なので、NISA口座を開設する証券会社選びは手数料やサービス内容などに注意しましょう。
120万円の投資限度額
NISAを使って投資できるのは年間で120万円までです。その1年間であれば、一度に120万円分を使っても、細かく分けて使っても構いません。
また、投資した金融商品は、いつでも払い戻しや売却が可能です。
ただし、売却しても120万円の枠が再び利用できるようになるわけではないので注意しましょう。
損益通算が不可能
損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺することです。
通常、投資を行って利益が出た場合、その利益額に対して税金がかかります。一方、損失が出た場合、利益から差し引いてその分だけ税金を安くできます。
(50万円-20万円)×20.315%=6万945円
の税金となります。
しかし、NISA口座ではこの損益通算が使えません。
50万円×20.315%=10万1575円
の税金となります。
NISAで取引している商品で大きな損失が出ると、かえって不利益になることもあるので、NISAで取引するのはできるだけ損失が出にくい商品にしましょう。
損益繰越が不可能
損益繰越とは、金融商品の売買で損失が出たときに、その損失を3年間繰り越し、その3年間に出た利益と相殺できる制度です。
例えば、2030年に50万円の損失を出して、2031年に50万円の利益を出した場合、
-50万円+50万円=0円
⇒損失を利益と相殺して、税金がかかりません。
ちなみに、通常の口座であれば、『損益通算が不可能』で説明した、損益通算をしてもまだ損失が残っているときにも、損益繰越をすることができます。
しかし、NISA口座ではこの損失繰越が使えません。
2030年に50万円の損失を出して、2031年に50万円の利益を出した場合、
50万円×20.315%=10万1575円
⇒損失を利益と相殺できないので、税金がかかります。
NISA口座とNISA口座以外の口座で複数の銘柄を運用する際には、こういったデメリットもあるので、ご注意ください。
最長5年の非課税期間
NISA口座は非課税期間が最長で5年です。
つまり、5年経つと非課税期間が切れてしまうということです。そして、これがデメリットになることがあります。
例えば、120万円で買った株が60万円に下がった状態で課税口座に移管すると、
60万円で購入したという扱いになる。
その後、100万円に上がって売却すると、
100万円-60万円=40万円
に税金がかかるので、
40万円×20.315%=8万1260円
の税金がかかります。

ゆうた
損したのにさらに税金がかかってるじゃねえか!
上の例では、非課税期間が終わるときに課税口座に移管しましたが、実は取れる方法が3つあります。
1. 非課税期間が終わる前にNISAで買った株を売却する
2. NISA以外の課税口座に移す
3. ロールオーバーする

りな先生
おすすめはロールオーバーね!
ロールオーバーをすると新しい非課税枠に移管することができます。
つまり、非課税期間が実質的に延長されるということです。さらに、移管した株式はその年に新しくNISAで購入したものと同じ扱いなので、再び5年間非課税対象です。
ただし、注意点として移管した年は、その年の非課税枠を使ったことになるため、新規に使える枠はその分減ります。
その点以外は、とても有効な制度なので、特に理由がない場合はロールオーバーするようにしましょう。
NISAまとめ
NISAにはデメリットもあり使用する際には注意が必要ですが、そこさえ認識していれば少額投資家にとってはとてもありがたい制度です。
マネックス証券ではそのNISAを利用して、マネックス証券の強みである、外国株やIPOを行うことができるので、これらの取引を行いたい方はマネックス証券でNISA口座を開設するのがいいでしょう!
マネックス証券でNISAを始めるには「証券総合取引口座」が必要です。
既に「証券総合取引口座」を持っている方は、『NISA口座開設手順』で今すぐNISA口座を開設しましょう!
まだ「証券総合取引口座」を持っていない方は、『公式サイト』で口座開設しましょう!
積み立てNISA
つみたてNISAとは
つみたてNISAは、2018年から始まった少額投資非課税制度です。
つみたてNISAは、NISAと同様に購入した金融商品などの運用利益や配当金、分配金にかかる税金が非課税になるという点では同じです。
違いとしては、非課税投資枠が年間40万円、非課税期間が最長20年ということです。

りな先生
少額からの長期・積立・分散投資をする人にはおすすめね!
つみたてNISAの特徴
つみたてNISAの特徴は以下の3つです。
つみたてNISAの特徴
それでは一つずつ見ていきましょう!
運用利益や配当金、分配金の非課税化
NISAの場合と同じく、運用利益や配当金、分配金が非課税になります。
通常の口座で取引すると、運用利益や配当金、分配金にかかる20.315%の税金がかかりません。
投資対象が投資信託・ETFのみ
現在市場で選ぶことができる投資信託は約6000個あります。
投資信託に慣れている人にとっては選択肢が多く良いことかもしれませんが、投資信託初心者にとってはどれを選んだらいいのか分からないでしょぅ。
しかし、つみたてNISAでは、金融庁が選んだ投資信託・ETFからしか選ぶことができないので、投資信託消費者にとっては選びやすくなっています。
また、金融庁が厳選しているので、初心者にとって比較的ハードルが低くなっています。
いつでも引き出し可能
つみたてNISAでは、いつでも、いくらでも引き出すことができます。
長期的な資産形成で人気な定期預金や個人年金保険の場合、引き出すのに制限があります。
つみたてNISAなら無制限なので、急にお金が必要になったときでも安心です。
マネックス証券のつみたてNISAの特徴
マネックス証券のつみたてNISAの特徴は以下の5つです。
マネックス証券のつみたてNISAの特徴
それでは一つずつ見ていきましょう!
ゼロ投信つみたて
ゼロ投信つみたては、マネックス証券が行っている、積立で購入した投資信託の申込手数料を全額キャッシュバックするプログラムです。
このプログラムによって、ノーロードではないファンドの購入時や積立買付時の申込手数料が、積立による買付の場合キャッシュバックされるので、実質的に全ファンドがノーロードだということです。
つみたてNISA取扱商品が豊富
マネックス証券では、金融庁が厳選した162個の商品のうち、インデックス型投資信託を134個、アクティブ型投資信託を13個、合計147個の商品を扱っています。
また、人気の「eMAXIS Slim シリーズ」も扱っており、ラインナップも充実しています。
月100円から投資が可能
マネックス証券のつみたてNISAでは、原則100円から投資信託の積立を行うことができます。
したがって、あまり資産がなくて投資を始められない方や投資初心者にはおすすめのサービスです。
MONEX VISION βが利用可能
MONEX VISION βは、マネックス証券の資産アドバイスツールです。
このツールを利用すると、現在のあなたの資産構成と理想の投資構成から、どのように資産運用すればいいのかを教えてくれます。
このツールを使えば運用商品で迷うことは少なくなるでしょう!


おトクなキャンペーン
このキャンペーンは、マネックス証券のつみたてNISAで積立投資を始めた方の中から、抽選で100名に現金2000円をプレゼントしてくれるキャンペーンです。
このキャンペーンは、2019年4月15日(月)~2019年6月28日(金)の期間限定のキャンペーンとなっているので、つみたてNISAを始めようと思っている方は今すぐこのキャンペーンを使ってつみたてNISAを始めましょう!
このキャンペーンを申し込むにはマネックス証券の「証券総合取引口座」が必要です。まだ持っていない方は、下のボタンから今すぐ口座開設しましょう!
つみたてNISAの注意事項
つみたてNISAの注意事項は以下の6つです。
つみたてNISAの注意事項
一つずつ見ていきましょう。
開設できるのは一人一口座
NISAの場合と同様で、つみたてNISAの口座は一人一つしか持つことができません。
また、NISA口座との併用もできないので、つみたてNISAかNISAのどちらか一つを選ばなければいけません。
長期的か否かで判断するといいでしょう。
元本割れの可能性
つみたてNISAは金融庁によって厳選された商品から選びますが、元本保証されているわけではありません。
金融庁によって厳選されているので、比較的良い商品が多いですが、投資信託やETFは「元本確保型商品」ではないので、運用中に値下がりして元本割れする可能性もあるので注意しましょう。

りな先生
長期的に積み立てることでリスクを軽減できるわよ!
損益通算が不可能
NISAの場合と同様に、一定期間の利益と損失を相殺することができません。
なので、つみたてNISAで取引している商品で大きな損失が出ると、かえって不利益になることもあるので、商品選びには気を付けましょう。
特に、初心者の方はどの商品がいいのか分からないと思いますが、
・どの国に投資しているのか
・純資産総額の増え方
に注意して見るとよいでしょう!
損益繰越が不可能
こちらもNISAの場合と同様で、金融商品の売買で損失が出たときに、その損失を3年間繰り越し、その3年間に出た利益と相殺することができません。
ただし、そもそもつみたてNISAが長期投資の手段であることを考えると、3年間で繰越すことにあまり意味がないので、これはあまり気にする必要がないかもしれません。
最長20年の非課税期間
つみたてNISAの非課税期間は20年です。
NISAの場合と同様に、非課税期間に期限があるということなので、非課税期間終了時に損失を出していると、課税口座に移管した際に税金がかかり、さらに損失が出る場合があるので注意が必要です。
また、つみたてNISAではNISAの場合とは違い、ロールオーバーすることができないので気を付けましょう。
40万円の投資限度額
つみたてNISAでは毎年40万円分しか非課税になりません。
さらに、投資限度額に関して4つの注意点があります。
それぞれ見ていきましょう。
リバランスが困難
リバランスとは、複数の金融商品に分散投資するポートフォリオ運用において、資産を再配分することです。
ポートフォリオ運用をしていると、必ずしも予想通りに運用できるわけではなく、運用期間中に予想外の値上がり、値下がりが起き、当初のポートフォリオを変更しなくてはならない場合があります。
このようなときに、行うのがリバランスです。

ゆうた
なんでつみたてNISAだとリバランスが難しいんだ?
つみたてNISAは毎年の上限金額が40万円しかないからです。
さらに、「再利用できない非課税枠」で後述しますが、一度使った非課税枠を再び使うことができません。
つまり、上限金額まで使ってしまっていたら、新しく買い足すということができないので、ポートフォリオ運用をするときには注意が必要です。
再利用できない非課税枠
つみたてNISAでは、非課税枠で購入した金融商品を売却しても、その分の非課税枠は再利用することができません。
例えば、ある年につみたてNISA口座で30万円分の金融商品を買ったとします。
すると、その年の非課税枠は残り10万円です。
同じ年にその30万円分の金融商品を売却したとします。
しかし、非課税枠は再利用できないので、その年の非課税枠は残り10万円のままだということです。
したがって、非課税枠は考えて使う必要があります。
繰り越し不可能
つみたてNISAでは、ある年に残った分の非課税枠を翌年の非課税枠に繰り越すことができません。
例えば、ある年につみたてNISA口座で30万円分の金融商品を買ったとします。
その年の残りの非課税枠は10万円分あります。
その非課税枠を残したまま翌年になったとしても、非課税枠を繰り越すことができないので、
翌年の非課税枠が50万円になることはなく、40万円のままだということです。
非課税枠を消費する分配金の再投資
投資信託を行っていると、ファンドから分配金が配布されます。
この分配金を「再投資」するか、「受け取り」にするかを選ぶことができます。
一般的に、分配金を再投資することで、複利効果でより利益を大きくすることができるので、再投資するのがおすすめです。
しかし、つみたてNISAの場合、分配金を再投資に回して投資信託を購入すると、その分の非課税枠を新たに消費します。
さらに、その年の残りの非課税枠が足りない場合は、分配金を再投資することができなくなるので気を付けましょう。

りな先生
分配金を再投資するならその分の非課税枠を残しておく必要があるわね!
つみたてNISAまとめ
マネックス証券のつみたてNISAであれば、投資信託の申し込み手数料が無料になったり、月々100円から始めることができたりと少額投資家にさらに優しいサービスがあります。
少しずつ投資をしていきたいという方は、マネックス証券でつみたてNISA口座を開設するのがいいでしょう!
マネックス証券でつみたてNISAを始めるには「証券総合取引口座」が必要です。
既に「証券総合取引口座」を持っている方は、『つみたてNISA口座開設手順』で今すぐつみたてNISA口座を開設しましょう!
まだ「証券総合取引口座」を持っていない方は、『公式サイト』で口座開設しましょう!
ジュニアNISA
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAは、子供の将来に向けた、資産形成のための非課税制度で、2016年から2023年まで利用可能な制度です。
この制度では、購入した金融商品などの運用利益や配当金、分配金にかかる税金が非課税になります。
NISAとの違いは、対象者が未成年の子供であること、非課税投資枠が年間80万円であることです。

りな先生
子供の将来のために親が資産を運用するための制度ね。
ジュニアNISAの特徴
ジュニアNISAの特徴は以下の3つです。
ジュニアNISAの特徴
それでは一つずつ見ていきましょう!
運用利益や配当金、分配金の非課税化
NISAの場合と同様に、運用利益や配当金、分配金が非課税になります。
一般口座や特定口座で運用すると20.315%かかる税金が、ジュニアNISAの場合だとかかりません。
子供への投資機会の創出
ジュニアNISA口座を開設するときに、同時に未成年用の課税口座も作成しなければいけません。
5年間の非課税期間が終わった後、課税口座に移管するか、次のジュニアNISA非課税枠で運用するかの2択だからです。
また、ジュニアNISAの運用期間が終わった時点で20歳を超えていると、成人用のNISA口座が作成され、そちらで運用しなければならなくなります。
つまり、20歳を超えたら強制的に投資をしなければならない環境を作るということです。
そうすることで、早い段階で投資の機会を作ることで金融リテラシーを育む機会になります。
最長20年間非課税で運用可能
ジュニアNISAでは、非課税で投資できるのは5年間です。
しかし5年経過後、20歳に達していなかったら、「継続管理勘定」で非課税で運用することができます。
「継続管理勘定」とは、ジュニアNISA制度を利用できる2023年以降非課税期間が終了する場合に、口座開設者本人が20歳未満であるならば、20歳になるまで金融商品を保有するための非課税の勘定のことです。
この制度を使うことによって、ジュニアNISAで5年間で最大400万円分投資した金融商品をそのまま非課税で運用することができます。
ただし、注意点としてこの制度では新しく投資をすることができないので、あくまでジュニアNISA非課税枠で購入した金融商品を運用するのみです。
それでも非課税で運用できる期間は長い方がいいので、できるだけ早くジュニアNISA口座を開設することをおすすめします。
マネックス証券のジュニアNISAの特徴
マネックス証券のジュニアNISAの特徴は以下の2つです。
マネックス証券のジュニアNISAの特徴
それでは、それぞれ確認していきましょう!
IPOにもジュニアNISA口座を活用可能
NISAの場合と同様に、IPOにもジュニアNISAを活用できます。
マネックス証券のIPOは、完全平等抽選で口座を多く開設している方が当選確率が高くなるので、未成年口座を開設するのがIPOに当選しやすくなる一つの方法です。
さらにジュニアNISAを活用すれば、運用利益が非課税になるので活用しない手はないでしょう。
マネックス証券のIPOについては、下の記事をご覧ください。
投信つみたてなら申込手数料実質0円
つみたてNISAの場合と同様に、ジュニアNISAでも「ゼロ投信積み立て」を利用することができます。
このプログラムを利用すれば、ノーロードではないファンドの購入時や積立買付時の申込手数料が、積立による買付の場合キャッシュバックされるので、実質的に全ファンドがノーロードになります。
ジュニアNISAでは最長20年間非課税で運用できるので、長期的に運用する投信つみたてとは相性がいいです。
ジュニアNISAの注意事項
ジュニアNISAの注意事項は以下の4つです。
ジュニアNISAの注意事項
一つずつ見ていきましょう。
途中引き出しは課税対象
ジュニアNISAでは、18歳になるまでに引き出すと課税対象になります。
18歳になるまでに引き出すと、それより前の利益に対して課税されるので、ジュニアNISAのメリットがなくなります。
災害などの非常時には申請すれば無料で引き出すことができますが、基本的には引き出すことができないので注意しましょう。
金融機関の変更は不可能
ジュニアNISAでは金融機関の変更はできません。
どうしても金融機関を変えたい場合は、今のジュニアNISA口座を廃止してから、変更先の金融機関でジュニアNISA口座を新たに開設する必要があります。
また、今のジュニアNISA口座を廃止すると、それまでの利益全てに対して課税されるのでジュニアNISAのメリットがなくなります。
ジュニアNISA口座を開設するときは、長期的に考えて開設する必要があります。
分配金、配当金の受取方法の制限
ジュニアNISA口座で購入した金融商品の分配金や配当金を受け取る方法は大きく3つあります。また、受取方法によって課税率が違います。
受取方法 | 受取内容 | ジュニアNISA口座での課税 |
株式数比例配分方式 | 証券会社の取引口座で受け取る方式 | 非課税 |
登録配当金受領口座方式 | 複数の証券会社に口座があっても、指定した一つの金融機関にて一括で受け取る方式 | 20.315% |
従来方式 | 郵便局等で配当金を受け取る方式 | 20.315% |
ジュニアNISA口座で購入した金融商品の分配金や配当金を非課税にするためには、「株式数比例配分方式」を選ぶ必要があります。
「株式数比例配分方式」以外は通常の課税対象なので、特に理由がない場合は、「株式数比例配分方式」を選ぶようにしましょう。
損益通算が不可能
NISAの場合と同様に、一定期間内の利益と損失を相殺することができません。
ジュニアNISAで取引している商品で大きな損失が出ると、かえって不利益になることもあるので、NISAで取引するのはできるだけ損失が出にくい商品にしましょう。
ジュニアNISAまとめ
ジュニアNISAはできるだけ早く始める方がおトクなので、お悩みの方は今すぐジュニアNISA口座を開設しましょう!
マネックス証券でジュニアNISAを始めるには、親権者の方と未成年の方の「証券総合取引口座」が必要です。
既に「証券総合取引口座」を持っている方は、ジュニアNISA口座開設手順で今すぐジュニアNISA口座を開設しましょう!
まだ「証券総合取引口座」を持っていない方は、公式サイトで口座開設しましょう!
口コミ
ここでは、マネックス証券のNISAに関する口コミを見ていきます。
実際の利用者の口コミを見て、マネックス証券のNISAの評価を確認していきましょう!

ふだんは外貨MMFでプールしておいて、一般NISAで、手数料無料で米国株を買い付けています。手数料体系は他の2社がマネックスをパクって差がなくなりましたが、なんだか使い勝手がよく、安心して取引しています。全般的にも、細かいところで手数料を搾取されることもなく、ポイントにつられて余計な物を買わされることもなく、良心的な企業だと感じます。


マネックス証券のNISAに関しては、良い意見が多いです。
NISAを始めようと思っている方は是非参考にしてみてください。
NISA口座開設手順
ここでは、NISA口座の開設の手順について詳しく解説していきます。
どのNISAを始めるかで少し手順が異なるので、ご覧になりたい項目にお進みください。

りな先生
それじゃあ、確認していくわよ!
NISA
NISA口座開設には以下のステップがあります。
NISA口座開設手順
- 【STEP1】「証券総合取引口座」の開設
- 【STEP2】NISAの申し込みページに移動
- 【STEP3】WEB上で申し込み
- 【STEP4】必要書類の記入
- 【STEP5】口座の開設
【STEP1】「証券総合取引口座」の開設
NISA口座を開設するには、マネックス証券の「証券総合取引口座」が必要です。
証券総合口座の開設方法は以下の記事で詳しく解説しているので、そちらをご確認ください。
【STEP2】NISAの申し込みページに移動
『マネックス証券のNISAの申し込みページ』をクリックすると、ログイン画面に遷移します。
ログインIDとパスワードを入力してログインしてください。
【STEP3】WEB上で申し込み
すると、NISA口座に関する注意書き・約款等が書かれたページが出てきます。
全体に目を通したらチェックボックスにチェックを入れてください。
そして、その下に「NISA種類区分」という項目がありますが、今回は「NISA」にチェックを入れてください。
そして、下の「申込」のボタンをクリックしてください。

りな先生
これでWEB上での申し込みは終わりよ!
申込完了ページが出てくるので、確認して「閉じる」のボタンを押してください。
【STEP4】必要書類の記入
数日後に「NISA(少額投資非課税制度)説明資料」が届きます。
同封されている「NISA口座開設必要書類提出票」に必要事項を記入し、指定された「本人確認書類」を同封して、投函してください。
もし、2018年以降、マネックス証券または他の金融機関にNISA口座を開設したことがある方は、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」も一緒に提出する必要があるので、ご注意ください。
【STEP5】口座の開設
提出書類が税務署で確認され、マネックス証券で口座開設などの手続きが行われます。
通常、税務署からの開設確認通知受領まで1~2週間かかり、それからマネックス証券が口座開設の手続きなどを行うので、最短2~3週間、長めに見て1ヶ月あれば開設できるでしょう。

りな先生
以上でNISA口座の開設は完了よ!
つみたてNISA
つみたてNISA口座開設には以下のステップがあります。
つみたてNISA口座開設手順
- 【STEP1】「証券総合取引口座」の開設
- 【STEP2】NISAの申し込みページに移動
- 【STEP3】WEB上で申し込み
- 【STEP4】必要書類の記入
- 【STEP5】口座の開設
【STEP1】「証券総合取引口座」の開設
NISA口座を開設するには、マネックス証券の「証券総合取引口座」が必要です。
証券総合口座の開設方法は以下の記事で詳しく解説しているので、そちらをご確認ください。
【STEP2】NISAの申し込みページに移動
『マネックス証券のNISAの申し込みページ』をクリックすると、ログイン画面に遷移します。
ログインIDとパスワードを入力してログインしてください。
【STEP3】WEB上で申し込み
すると、NISA口座に関する注意書き・約款等が書かれたページが出てきます。
全体に目を通したらチェックボックスにチェックを入れてください。
そして、その下に「NISA種類区分」という項目がありますが、今回は「つみたてNISA」にチェックを入れてください。
そして、下の「申込」のボタンをクリックしてください。

りな先生
これでWEB上での申し込みは終わりよ!
申込完了ページが出てくるので、確認して「閉じる」のボタンを押してください。
【STEP4】必要書類の記入
数日後に「NISA(少額投資非課税制度)説明資料」が届きます。
同封されている「NISA口座開設必要書類提出票」に必要事項を記入し、指定された「本人確認書類」を同封して、投函してください。
もし、2018年以降、マネックス証券または他の金融機関にNISA口座を開設したことがある方は、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」も一緒に提出する必要があるので、ご注意ください。
【STEP5】口座の開設
提出書類が税務署で確認され、マネックス証券で口座開設などの手続きが行われます。
通常、税務署からの開設確認通知受領まで1~2週間かかり、それからマネックス証券が口座開設の手続きなどを行うので、最短2~3週間、長めに見て1ヶ月あれば開設できるでしょう。

りな先生
以上でNISA口座の開設は完了よ!
ジュニアNISA
ジュニアNISA口座開設には以下のステップがあります。
ジュニアNISA口座開設手順
- 【STEP1】「証券総合取引口座」の開設
- 【STEP2】NISAの申し込みページに移動
- 【STEP3】WEB上で申し込み
- 【STEP4】必要書類の記入
- 【STEP5】口座の開設
【STEP1】「証券総合取引口座」の開設
ジュニアNISA口座を開設するには、マネックス証券の「証券総合取引口座」が必要です。
ジュニアNISA口座を開設する場合は、親権者(法定代理人)の方と未成年者の両方の「証券総合取引口座」が必要なので、注意してください。
「証券総合取引口座」の開設方法は以下の記事で詳しく解説しているので、そちらをご確認ください。
【STEP2】NISAの申し込みページに移動
『マネックス証券のジュニアNISAの申し込みページ』をクリックすると、ログイン画面に遷移します。
ログインIDとパスワードを入力してログインしてください。
【STEP3】WEB上で申し込み
すると、ジュニアNISA口座に関する注意書き・約款等が書かれたページが出てきます。
全体に目を通し、必要事項を記入して「申込」のボタンをクリックしましょう。

りな先生
これでWEB上での申し込みは終わりよ!
【STEP4】必要書類の記入
数日後に「ジュニアNISA口座開設書類提出票」が届きます。
必要事項を記入するのですが、注意しなければならないのが法定代理人の記入です。
この「ジュニアNISA口座開設書類提出票」は「法定代理人届出書」と兼用用紙になっています。
未成年の「証券総合取引口座」を開設する際に登録した法定代理人と、「ジュニアNISA口座開設書類提出票」に記入する法定代理人が異なる場合、法定代理人が「ジュニアNISA口座開設書類提出票」に記入した方に変更されてしまうので注意しましょう。
必要事項を記入出来たら、必要書類と一緒に投函しましょう。
【STEP5】口座の開設
提出書類が税務署で確認され、マネックス証券で口座開設などの手続きが行われます。
通常、税務署からの開設確認通知受領まで1~2週間かかり、それからマネックス証券が口座開設の手続きなどを行うので、最短2~3週間、長めに見て1ヶ月あれば開設できるでしょう。

りな先生
以上でジュニアNISA口座の開設は完了よ!
まとめ
3種類あるNISAの違いやマネックス証券のNISAの特徴、注意事項などは分かっていただけたでしょうか。
NISAは一人一口座しか開設できないので、どこの金融機関で開設するか事前にしっかり考える必要があります。
マネックス証券のNISAは様々な特徴がありますが、あなたの行いたい取引とマネックス証券の特徴が合っているなら今すぐマネックス証券でNISAを始めましょう!