「株の売買ができる時間」というテーマで取引時間と株の関係を紹介していきます。
株には取引時間がありますのできちんと把握しておきましょう。
ただ証券会社によっては株式市場が開いていない時間帯でも取引が可能になる場合があります。
証券取引所が開いていない場合の株式取引についても徹底解説していきます。
それでは株式取引の時間帯と日本時間外の取引について勉強しましょう。
株式市場の取引時間っていつ?
国内株を売買するためには日本の証券取引所が開いている時間でなければなりません。株取引ができるのは平日の前場・後場と言われる時間帯のみです。
時間帯として前場は9時から11時半まで、お昼休憩を挟み、後場が12時半から15時までの取引が可能です。
これ以外の時間帯や土・日・祝日・年末年始は東京証券取引所が開いていないので原則国内株の取引ができません。
時間帯で値動きに特徴がある!
9時から10時と14時40分から15時は値動きが激しくなります。
9時から10時の値動きが激しい理由
寄り付きから1時間の値動きが激しい理由はファンダメンタルズの要因が大きいです。
アメリカNYダウや決算発表などのニュースによって証券会社やデイトレーダーの取引が活発になるため値動きが激しくなります。またファンドが取引を仕掛ける時間としても知られているのでこの時間帯は要注意です。
14:40から15時の値動きが激しい理由
14時40から大引けまでは特にデイトレーダーがその日のポジションをクローズするため、その日のトレンドと逆の値動きをする場合が多くなります。

りな先生
このような時間帯による株の値動きの特徴を知っていれば利益を積み重ねていきやすいよね!

ゆうた
でも平日は仕事があって忙しいんだよな、、

りな先生
じゃあ、東証時間外の取引を教えるね!
時間外に株の売買を行う
東証が開いている平日が忙しく取引を行えない人でも、その他の時間で株の取引を行うことができます。
アメリカ株や夜間取引(PTS取引)を行うことで株式取引を行うことができます。
アメリカ株
上記はアメリカ株の取引時間です。アメリカではサマータイムが導入されていることから時期によって取引時間が変わります。
アメリカ株の取引時間は日本時間で、通常では23時半から翌6時、サマータイムでは22時半から翌日5時です。アメリカのサマータイムは3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までです。アメリカ株に興味を持っている人は取引時期に注意しましょう。

りな先生
時差の関係で国ごとで取引を行える時間が違うの!
国内株取引の時間帯が忙しい方は、アメリカ株で取引を行うのも有効と言えるね!
PTS取引(夜間取引)とは
PTS取引(夜間取引)とは証券取引所を通さずに、証券会社のネットワーク上で株式の売買を行うことができるシステムです。
8:20~16:00・17:00~23:59の時間帯に取引が可能です。
PTS取引についての詳しい説明はこちらの記事を参照してみてください。