8 STEPでマスター
「さぁ、これから株を始めよう!」と思った時に、「いや、待てよ。そもそも株ってどこから購入するんだ?」となった人はたくさんいると思います。
実は、株を購入するには証券会社の口座を持つ必要があります。
今回は「株ってどうやって購入するの?」という疑問を持った人に向けて、株の購入方法やネット証券の選び方を徹底解説していきます。
株を購入するまでの流れ
株を購入するまでには全部で5つのステップがあります。
実際、誰でも簡単にできるのであまり心配する必要はありません。
株を購入するまでの流れ
- STEP①:証券会社で口座開設する
- STEP②:口座に入金する
- STEP③:買いたい銘柄を決める
- STEP④:注文を出す
- STEP⑤:取引成立(約定)

りな先生
それじゃあ、ひとつずつ確認していくわよ!
STEP①:証券会社で口座を開設する
「ネット証券」と「総合証券」の違い
株式投資をするためには証券会社での口座開設が必要になります。
この証券会社には大きく「ネット証券」と「総合証券」の2種類があり、その特徴は微妙に異なります。
「ネット証券」と「総合証券」の特徴は以下のとおりです。
どこでも取引ができる
時間外でも注文が出せる
手数料が安い
ネット上での情報確認がしやすい
プロのアドバイスがもらえる
IPOの主幹事数が多い
それぞれに良さはあるものの、
近年はネット証券のサポートや情報が充実してきていて、総合証券の対面のサポートが不要になってきているという現状があり、さらに、ネット証券の方が取引手数料が総合証券の約10分の1も安いので、株を始めるほとんどの人はネット証券を選択します。
なので、今回はネット証券の選び方を紹介しますね。
ネット証券会社の選び方
以下の表で、ざっとおすすめのネット証券を紹介しますね。
証券会社 | 取引手数料※税抜 | ポイント |
総合 評価 |
詳細 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通常口座 |
NISA 手数料 |
|||||||
10 万円 まで |
30 万円 まで |
50 万円 まで |
100 万円 まで |
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上記の表のように、有名な主要ネット証券だけでも多くのネット証券があります。この表のランキングは当サイト経由での口座開設数が多い順となっているので、上位の証券会社を選んでおけば大きく間違えることはありません。
ただ、証券会社ごとに得意な取引があるので、自分のやりたい取引がある方は、以下でご紹介する取引ごとにおすすめの証券会社で口座開設しましょう。

りな先生
下のボタンから自分に合ったものを選んでね!
株式売買
こちらは通常の株価の価格変動を利用して売却益を狙う株式売買です。
1日にどのくらいの頻度で取引を行うかで、おすすめのネット証券を選ぶポイントは少し異なります。
1日以内で取引が完結する「デイトレード・スキャルピング」と取引が中長期にわたる「スイングトレード・ポジショントレード」の大きく2つで、それぞれにベストなネット証券が存在します。
デイトレード・スキャルピング
デイトレード・スキャルピングの場合は、1日あたりの取引回数が多くなるので、とにかく手数料が安い証券会社を選ぶことが何よりも重要です。
多くの証券会社では、「取引ごとの手数料コース」と「1日の合計約定金額ごとの手数料コース」の2種類あります。デイトレード・スキャルピングの場合は、取引回数が多くなるので「1日の合計約定金額ごとの手数料コース」が安い証券会社を選ぶのがおすすめです。
その点からおすすめの証券会社はSBI証券です。
理由は、ネット証券の総合口座開設数で圧倒的1位の安心感・知名度に加えて、1日定額コースの場合、10万円以内の取引であれば取引手数料が無料だからです。
スイングトレード ・ポジショントレード
スイングトレード・ポジショントレードの場合は、銘柄の選び方や売買のタイミングが重要になるので、手数料だけでなく、情報収集や分析ツールが充実している証券会社を選ぶのがおすすめです。
その点からおすすめの証券会社は楽天証券です。なぜなら、手数料は主要なネット証券の中で最安値であり、その上、楽天証券の取引ツール「マーケットスピード」が優秀だからです。

かおる
マーケットスピードは何が優秀なんですか??
マーケットスピードは、豊富な情報を無料で見ることができます。具体的には、「四季報」が無料でみれたり、日本経済新聞をはじめとするニュース系の情報を見ることができる「日経テレコン21」が無料で閲覧できます。

ゆうた
無料はおトクすぎないか!?わざわざ買ってるのが馬鹿らしくなるな!
また、テクニカルチャートの分析手法も20種類以上から選べたり、銘柄検索方法も豊富だったりと、分析機能も充実しています。
マーケットスピードがあれば、情報収集や分析は問題ないでしょう。

りな先生
マーケットスピードは楽天証券の口座を開設すれば無料で使えるから、楽天証券の口座を開設しないのは損ね!
IPO
IPOは、当選確率を上げることが重要なので、IPO取扱数が多く、個人投資家も当選しやすい抽選方法を行なっているかどうかという点で証券会社を選ぶといいでしょう。
その点からおすすめの証券会社は、SBI証券です。なぜなら、IPO取扱数は主要ネット証券の中で圧倒的に多く、その上、IPOチャレンジ抽選という独自の制度で個人投資家も当たりやすくなっているからです。

ゆうた
IPOチャレンジ抽選??
IPOチャレンジ抽選は、ポイントが多ければIPO抽選に当たりやすくなるというSBI証券特有のサービスです。IPOに落選するとIPOチャレンジポイントがもらえるので、絶対にいつかは当選する仕組みになってます。
IPOを狙うならSBI証券は口座開設必須の証券会社です。
関連記事「【徹底比較】IPOでオススメなネット証券会社はココだ!!」
配当
配当は、第二回「株で儲ける3つの仕組み!」で解説したように、「配当利回り」と「増配」が特に重要になってきます。
これらに力を入れているのが、アメリカの企業です。アメリカでは、利益を株主に還元するという考えが強いので、配当に力を入れている企業がかなり多いです。
その点からおすすめの証券会社はSBI証券かマネックス証券です。SBI証券は取引コストをなるべく抑えたい方にオススメ、マネックス証券は米国株の取扱銘柄数が国内最多で、マイナー銘柄に興味のある方にオススメです。

りな先生
アメリカ株は成長している企業も多いからおすすめね!
米国株への投資でオススメのネット証券を探している方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
また、配当は欲しいけど米国株はまだ怖いという人は、国内株式への投資もオススメです。日本株の中にも高配当な銘柄はたくさんありますよ。
関連記事「ネット証券会社の手数料を比較!」
NISA
NISAは、第3回「自分に合った株のやり方を見つけよう!!」で解説したように、IPOと投資信託で使うことが多いです。取引手数料に関しては主要なネット証券のNISA口座であれば基本的に永久無料なので、単純にIPOと投資信託の取扱数が多い証券会社を選ぶのがいいでしょう。
そのような点からおすすめできるネット証券はSBI証券です。なぜなら、SBI証券はIPO取扱数、投資信託取扱数ともに主要ネット証券の中で最も多いからです。

ゆうた
SBI証券すげえな!!
NISAで取引を始めたいなら、SBI証券で口座開設すれば問題ないでしょう。
iDeCo
iDeCoは、選べる商品数が最大で35種類しかないので、証券会社の商品ラインナップが重要になります。運用したい商品が決まっている方は、その商品を取り扱っている証券会社で口座開設する必要があります。
もし運用したい商品が決まっていない方は、信託報酬が低い商品を多く取り揃えている証券会社がおすすめです。信託報酬は保有残高に対する比率で決まるので、いかに比率が低い商品があるかが重要となるからです。
その点からおすすめの証券会社は、またしてもSBI証券です。理由は、SBI証券の「SBI証券セレクトプラン」の商品ラインナップがトップクラスに優秀だからです。

かおる
「SBI証券セレクトプラン」って何ですか??
SBI証券セレクトプランは、SBI証券が「低コスト」と「多様性」にこだわって厳選した34種類の商品を含むプランのことです。信託報酬が低い優秀な商品を多く含んでいるのが特徴なので、運用したい商品が決まっていない方は、SBI証券で口座開設するといいでしょう。

ゆうた
色々な取引をやりたいから、どの証券会社にするか迷うなあ・・

りな先生
だったら、おすすめは複数口座の開設ね!

かおる
でも、口座をいっぱい持つのって面倒じゃないですか?

りな先生
確かに管理は必要ね。ただ、口座管理ツールもあるし、何よりネット証券なら口座開設・口座維持が無料だから、複数口座を開設しておくのが賢いわね!
口座開設の方法
どの証券会社で口座開設するか決まったら、次は実際に口座開設に進みましょう。
主要なネット証券であれば、「オンライン」か「郵送」のどちらかで口座開設することができます。「オンライン」であれば、書類の提出などがオンラインでできるので、最短翌営業日から取引を開始することができます。

りな先生
特に理由がないなら、「オンライン」一択ね!
細かい方法は証券会社ごとに異なるので、詳しい方法が知りたい方は下のボタンからご確認ください。
STEP②:口座に入金する
証券会社で口座開設ができたら、次は株を購入するための資金を、開設した口座に入金する必要があります。
主要なネット証券であれば、大きく分けて以下の2つの方法があります。
主な入金方法
- 即時入金サービス←おすすめ!
- 銀行振込
「即時入金サービス」は、インターネットバンキングを使って入金する方法で、「手数料無料」「即時入金」などメリットが多いです。可能であれば、「即時入金サービス」を使うことをおすすめします。
ただし、対応している銀行口座でしか利用できないので、開設した証券会社ごとに確認してみてください。

りな先生
インターネットバンキング自体が便利だから、この機会に開設するのもおすすめよ!
STEP③:買いたい銘柄を決める
証券口座に入金が完了したら、次は買いたい銘柄を決めていきます。
「自分に合った株のやり方を見つけよう!!(第3回)」や事前に決めた取引ごとに、銘柄の選び方は多少異なりますが、ほとんどに共通しているのは以下の3つです。
銘柄選びのポイント
- その企業の事業内容を知る
- その企業の業績を知る
- その企業の今後の株価を予想する

りな先生
銘柄選びに必要な情報や分析は、第5回「株の情報はどこで集めるの?」以降で学んでいくから、今は銘柄選びが必要だということだけ知っていれば大丈夫よ!
STEP④:注文を出す
買いたい銘柄も決めたら、いよいよ買い注文を出します。

ゆうた
いよいよだな!!
買い注文を出したら、あとは選んだ銘柄を売りたい人と取引が成立するのを待つだけです。
注文自体はネット証券であればオンラインで注文できるので、買いたい銘柄が見つかったらすぐに注文を出すことができます。また、ネット証券であれば、取引市場が動いていない時間帯でも注文を出すことができるので、日中には取引できない人でも問題ありません。
STEP⑤:取引成立(約定)
出した買い注文が取引成立すれば、約定となります。
約定すると、購入した株を手にすることができます。ネット証券の場合は、株券は発行されませんが、インターネット上で確認することができます。

りな先生
株を購入するまでの流れはこれで終わりよ!
まとめ
まず株を購入しようと思うと、証券会社の口座が必要になります。
今は取引手数料の安さや取引の簡単さなどを背景に、ネット証券で口座を開設するのが主流になっています。
自分のやりたい取引に合わせて最適なネット証券は異なるので、自分の取引に合わせてネット証券を選ぶようにしましょう。

ゆうた
SBI証券で口座開設したぞ!さっそく買ってみるぜ!!

りな先生
学んだことを行動に移すのはいいことよ!最初は少額から始めて練習するといいわ!

かおる
私はまだちょっと勇気が出ないです、、。

りな先生
最初は誰でもそうよ!しっかり勉強して準備すれば心配する必要はないわよ!
次の第5回「株の情報はどこから集めるの?」では、株価や会社の業績はどこで見ればいいの?という疑問にお答えしていきます。
実際に投資を始めるとその投資先の情報を収集して分析したりしますので、この辺りも実践には必要になってきます。