「株式投資のリスク」では、
株式投資のリスクとして、
銘柄選択を間違えれば、最悪その企業が倒産すると、
株の価値がゼロになると書きました。ここでは、この部分について、
もう少し詳しく説明したいと思います。

 企業が倒産した時の負債について

もし、倒産した場合は、
その企業の資産を調査して確定し、
株主に一株あたりの資産を分配することになります。ですので、厳密にはゼロではなく、
一株あたり、いくらかのお金は戻ってきます。

しかし、ここでひとつ気になることがあります。

もし、倒産した企業が大きな負債を抱えていた場合、
株主は一株あたりの負債をかかえなければいけないのか?
ということです。

確かに、一株あたりの資産が株主のものと考えるなら、
負債を抱えていて、一株あたりの資産がマイナスなら、
倒産した場合は株主も借金を返さなければならないように感じます。

しかし、実際にはそのようなことはありません。

倒産した場合、上にも書いたように、
会社の資産を調査して確定し、
この資産を全て債権者(お金を貸してくれた人)に返済します。

会社の資産を全て売り払って返済しても足りない場合は、
倒産した企業の経営者が、
債権者に「ごめんなさい、、」と言います(笑)

要はそれ以上は返せないので、
返済を断念するしかありません。

それで債権者がどう出るのかわかりませんが、
その辺の処理は全て会社側がやるので、
株主は関与しなくて済みます。

ですので、
我々株主は、債権者から取り立てられるようなことは一切ありません。

最悪の事態でも、
投資した金額がゼロになることだけ心配すればいいことになります。

 上場廃止=株価ゼロ?

このように、経営が芳しくない企業や、
不祥事を起こした企業は、
まず上場廃止になります。上場廃止後のケースとしては、
倒産するケースと、上場は廃止になるけど存続するケースがあります。

倒産するケースは最悪株券が紙切れになりますが、
存続するケースは決して紙切れにはなりません。

市場で売れなくなるので、需給の関係から、
売れる価格は下がりますが、
立派に株券として機能しますから、
価値はあります。

その後再上場すればまた以前と同じように、
市場で売ることも可能になります。

ですので、
上場廃止=株価ゼロ
ということは決してありません。

にーちゃんもはじめのころはそうでしたが、
上場廃止=株価ゼロ
というイメージがあるんじゃないかな?
と思ったので、ここで触れておきました。