誰でも日経平均株価や、TOPIXという言葉は聞いたことがあると思います。

ここではこの2つの指標について説明します。

日経平均株価は東証1部上場企業の、
代表的な225社の株価を、除数を使った算出方法で、
計算したものです。

単に225社の平均ではなく、
株式分割や、増資などの影響を受けないように考案された計算方法で、
日本経済新聞社が算出しています。

この算出方法はチャーリーズ・ダウという人が考案し、
アメリカのダウ平均株価で採用されている計算方法なのですが、
これをダウ・ジョーンズ社から権利を買い取り、
日本経済新聞社が算出し、発表しています。

自分が興味がある銘柄だけを見ていても、
全体的な株価はどうなっているのかがよくわかりません。

そんなときに、日経平均株価を見ることで、
今日は全体的に上がっているとか、
5年前に比べて1.2倍になった、
などの比較をすることができます。

ただ、日経平均はその計算方法の特性上、
株価が高い株の影響を受けやすいという特徴があります。

また、市場全体の動きを表しているといっても、
225社しか組み込まれていないので、
正確さで言うと、少し欠けます。

一方TOPIXは東証が算出している指数で、
日経平均とよく似た動きをしていますが、
すこし算出方法は違います。

日経平均が、代表的な225銘柄の株価を基準にしているのに対して、
TOPIXは東証1部の全銘柄の時価総額を基準としています。

具体的な算出方法は意外と簡単で、
今現在の東証1部の全企業の時価総額の合計を
1968年1月4日の東証1部の全企業の時価総額の合計で割って、
100をかけたものです。

わかりやすく言えば、
1968年1月4日の東証1部の全体の株価を100としたら、
今はいくらかを表しています。

日経平均が東証1部の225銘柄しか考慮していないのに対し、
TOPIXは東証1部の全銘柄の動きを反映しているので、
日経平均よりTOPIXの方が、
より正確に市場の動きを反映していると言われます。

そのためか、プロの間では、
日経平均より、TOPIXが参照されることが多いようです。

プロの間では、TOPIXよりパフォーマンスがいい場合は成功、
悪い場合は失敗という判断をします。

仮に自分のポートフォリオが年間でマイナス10%でも、
TOPIXが同じ年にマイナス15%なら、成功。

こういった投資を成果を測る指標として使用されます。

また、成果を測る指標のことを、ベンチマークと言います。