ここまでで、ボリンジャーバンド、MACD、ストキャスティクスなど、著者が有効だと思っているテクニカル指標を紹介しました。

実は、こういったテクニカル指標の的中率は相場環境によって変わります。

この記事では相場環境とテクニカル指標の的中率の関係について説明していきます。

また日足と1時間足ではどっちのトレンドに従うべきかについて説明します。

相場環境と的中率の関係

相場環境 的中率
下げ相場 売りサインの的中率上昇
上げ相場 買いサインの的中率上昇

相場環境とテクニカル分析の的中率には上記のような関係があります。

これは、相場環境に投資家心理が影響されるためです。
 
では、投資家の心理はどのようなものなのでしょうか。

投資家の心理

あなたは上げ相場にある株を目にしたとき、どのように感じますか?

もちろん、上げ相場では買いを入れたい気持ちが強くなりますよね?

逆に下げ相場ではネガティブな気持ちになって、株なんて持っていても儲からない…と思ってしまいます。

その結果、下げ相場では売りサインを信じる人が増え、上げ相場では買いサインを信じる人が増えるのです。

「テクニカル指標を選ぶ時のポイント」にも書きましたが、テクニカル指標というのは、売買サインを信じる人が増えれば増えるほど精度が上がります。

ですので、下げ相場で売りサインの精度が増し、上げ相場で買いサインの精度が増す可能性は高くなるのです。

このようにテクニカル指標を参考に売買すれば、指標に的中する可能性が上がります。

しかし、テクニカル指標を参考に売買してその指標の売買サインが的中したとしても、相場環境によっては的中しにくくなることもある、ということも頭の隅においておいてもらえればと思います。

当たり前ですが、初心者の場合は少ない経験で実践に臨まなければなりませんから、一度成功したやり方で今後もやっていけると錯覚しがちです。

著者も投資を始めたころは「このテクニカル分析なら完全に当たる!」と信じた結果、痛い目を見たことがあるのでお話させてもらいました。

日足と1時間足ではどっちのトレンドに従うべきか


出典:SBI証券

これは同じ銘柄の日足(上)と1時間足(下)です。

日足では上昇トレンドを形成、1時間足ではグランビルの法則で下降トレンドの始まりを形成しています。

この場合、日足と1時間足、どちらのトレンドに乗るべきでしょうか?

結論は、時間足の長い日足の上昇トレンドに従うべきです。

なぜならば「1時間足は日足の一部でしかない」と考えられるからです。

このチャートで言うならば、「1時間の下降トレンドで下げた価格」は、「日足の上昇トレンドでの調整のための少しの下落」。

もう数日待てば、日足の上昇トレンドの調整も終わり、1時間足でも上昇トレンドを形成する可能性が高いです。

なので日足の上昇トレンドに従うのが良い戦略だといえます。

つまり「長い時間足には巻かれろ!」ということです。

これは「週足と日足」「1時間足と1分足」も、長いもののトレンドに従うことは同じです。

相場環境の簡単な見極め方

各証券会社のサイトやアプリにはチャートの形状を分析してくれるツールがあるため、探し出してくることはいたって簡単にできます。

相場はSBI証券のチャート形状銘柄検索の「上昇」「もみ合い」「下落」など検索すると簡単に見つかります。

チャート形状銘柄検索の「いますぐ、利用する」をクリックすると閲覧できます。

銘柄の相場をすぐに察知でき、トレードまでできるのはSBI証券のチャート形状銘柄検索がかなりおすすめですので使ってみることをお勧めします。