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移動平均線は必ずと言っていいほどチャートに出てきます。テクニカル分析をする上で欠かせないものなので、しっかり頭に入れておきましょう。

移動平均線とは?

移動平均線とは、一定期間の株価の終値の平均株価を線でつないだものです。

その期間は主に5日、25日、50日の3つです。

5日を例にとって考えてみましょう。次のように株価が変動したものとします。

1日 500円
2日 520円
3日 515円
4日 510円
5日 530円
6日 540円

このとき、1日~5日の平均株価が5日移動平均値になります。

よって、(500+520+515+510+530)÷5=515円となるのです。

6日は2日~6日の平均であることから、(520+515+510+530+540)÷5=523円となります。

これらをつなぎ合わせたものが5日移動平均線です。

複数の移動平均線を見て短期、中期、長期的なトレンドを探ることを心掛けるようにしましょう。

移動平均線の活用 ~買いのタイミング~

以下のチャートを見てください。

株価が移動平均線にタッチしたら買い

上記の例では、株価はきれいな上昇トレンドになっていて、株価が25日の移動平均線の上側にある状態です。

この状態で株価が少し下がってきて移動平均線に接触・接触しそうになったら、上昇トレンド中の買い時と判断できます。

上記の図では「買」のマークを入れているところです。

株価が移動平均線付近で反発する場合は、まだ株価が上昇すると思っている人が多く、強気の判断をしている投資家が多いケースです。

ボックスの動きよりもやや動きが変則的になるので、少しとらえるのが難しいかもしれません。

しかし、非常に基本的で上昇トレンド中は頻繁に現れるケースです。

移動平均線の活用 ~売りのタイミング~

以下のチャートを見てください。

この青丸が売りに適したタイミングです。そこまでの思考プロセスを説明していきます。

まず、利益確定する場合は、移動平均線にタッチした株価から一つの山のてっぺんあたりまでの値幅を考えます。

この場合なら、買ってから500円の上昇を目安に利益確定するといいですね。

株価が移動平均線を大きく割り込んだら上昇トレンドが崩れる可能性があるので、損切りまたは利益確定売りを考えます。

このケースでは青丸付近で移動平均線を割り込み、上昇トレンドは終了しています。

これで移動平均線を用いた最もベーシックな分析方法について理解していただけたと思います。

次の章では、移動平均線とローソク足の関係を用いた「ゴールデンクロスとデッドクロス|株式投資」という分析の説明を行います。