かおる(助けを求める)

かおる

IPOのために証券口座を開いたのに1回も当たりません。
もう当たる気がしません。

この記事はIPOの落選で悩んでいる方必見の記事です。

「IPOは儲かるけれど当たらない」というイメージを持っている方は多いと思います。
確かに、IPOの当選確率は基本的に1%~3%と言われており、かなり低く感じるかもしれません。

しかし、IPOに当選する方法を知り、その方法を実践すれば、高い確率でIPOに当選することができるようになります。

今回は、そのIPOに当選するための方法を、分かりやすく説明していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

IPOの当選確率

名称 確率
IPO 約1~3%
宝くじ 約0.00002%
某人気ゲームのレアガチャ 0.3~1.5%

先ほども紹介したように、IPOの当選確率は1%~3%と言われています。

1~3%と言われると絶望的な確率のように思えますが、宝くじと比べるとIPOの当選確率は圧倒的に高いです。

さらに、某人気ゲームのパズ〇ラで狙ったレアキャラを当てることよりも、高確率でIPOは当選することができるのです。

りな先生(笑顔)

りな先生

それほどIPOの当選確率が低くないということは分かってくれたかな?

IPOに当たらない人に共通するたった一つの特徴

かおる(助けを求める)

かおる

IPOはもう全く当たらないので応募しなくなりました。


IPOが当選しない人の特徴はIPO当選をすぐに諦めるという点です。

IPOに3銘柄ほど応募して「やってもどうせ当たらない」と応募すらやめてしまう人が多いです。

さらにIPOの当選確率を引き上げる方法があるにも関わらず、「めんどくさい」と理由を付けて行わない人がたくさんいます。

逆にIPOに当選する人はIPOの当選確率を上げる手法を実行しています。

面倒なことにこそ、「誰もやっていない」という価値があるのです。

りな先生(ワンポイント)

りな先生

IPOに当選しない人の特徴はすぐに諦めてしまうことよ!
次は当選確率を上げる王道手法と裏の手法を教えるわね!

IPOの当選確率を上げる王道の方法

IPOの当選確率を上げる最も効果的な方法は、IPOの抽選を受ける回数を増やすこと

つまり、複数の証券会社で口座を開設し、IPOの抽選があるたびに抽選に参加することです。

もちろん、多くの方はこの方法を知っていると思います。それもそのはずで、抽選を受ける回数を増やせば当選確率が上がることなんて、誰でも考えられることです。

しかし、多くの方は「面倒に感じる」「複数の口座を開設してまでIPOに当選する価値があるか分からない」などの理由で複数抽選をしていません。

だからこそ複数口座開設をすることで、ほかのライバルより当選確率がグンと上がります。

はっきり言って、IPOには複数口座で口座開設をして、抽選があるたびに抽選に参加するだけの価値があります。
その理由を具体的な数字を用いて、分かりやすく説明します。

IPOの当選確率と収益性

収益性については、2018年に上場した全95社のIPOを、全て初値で売った時に出る利益と損益を平均したところ、1つのIPOにつき平均21万円の利益が出ています。

ここで、IPOの当選確率を2%として、IPOの当選にかかるコストと収益性の関係を考えてみます。
IPOの当選確率を2%とすると、IPOの抽選に114回申し込むと、当選確率は90%を超える計算になります。
1回のIPOの抽選に申し込むことでかかる時間を10分とすると、1140分つまり19時間のコストがかかります。

一方で、収益性について、2018年のIPOの結果を元に考えると、平均で21万円の利益が出ています。
ここで、平均の利益とコストの19時間を時給換算で考えると、時給は11,000円になります。
つまり、IPOに申し込むという、電車での移動時間にでもできる簡単な作業で、時給にして11,000円を平均で受けることができるという計算になるのです。

とは言っても、「IPOに当選しても、初値が下がって損害を受ける可能性もある」と思われるかも知れません。

しかし、2018年のIPOで初値がブックビルディング価格を上回ったのは、全体の約85%と、非常に高い確率で利益をあげることができています。

さらに、利益を上げるための二つの方法があります。

1つ目にIPOの募集株数が多い銘柄は値下がりしやすいため、そのようなIPOの抽選に申し込まない。
2つ目に各サイトでのIPOの評価を見て、評価が悪いIPOの抽選を避ける。

この2つを行うことで簡単に9割以上の勝率を出すことも可能になります。

ポイント

  1. 2018年IPOの収益の平均は20万円以上
  2. IPOの抽選を受けることで得られる時給は11,000円
  3. IPOの勝率は約9割

IPOの年間回数と当選までの期間

証券会社数
(抽選参加回数)
おおよその当選頻度 1年間の平均収益
1社(約90回) 1年に1回 約21万円
2社(約160回) 1年に1~2回 約21万~42万円
3社(約210回) 1年に2回 約42万円
4社(約235回) 1年に2回 約42万円
5社(約250回) 1年に2~3回 約42万~63万円

※平等抽選をしていない総合証券は含んでいません。

IPOの抽選は年間で約100回行われます。
証券会社によって、取扱っている銘柄の数が違います。そのため、上の表では取扱銘柄数が多い証券会社から順に増やしています。

口座開設する証券会社の数が増えると、それだけIPOの抽選に参加できる回数が増えます。IPOの抽選に参加する回数が増えれば、IPOに当選する確率高くなります。

IPOに当選した時の平均の利益は約21万円です。1社だけでしか口座開設しない場合も年に1回の当選は見込めますが、5社で口座開設をした場合は年に3回の当選も狙うことができます。年に3回IPOに当選するとなると、約63万円の利益が見込めます。

証券会社で口座開設をし、抽選を受けているだけで、63万円手に入る可能性があると考えると、複数の証券会社で口座開設しない理由はないと思います。

IPOで複数口座開設をするべき理由

  1. 2018年IPOの収益の平均は20万円以上
  2. IPOの当選のためのコストと収益率から計算すると時給11,000円
  3. IPOの勝率は約9割
  4. 口座開設する証券会社の数を増やせばそれだけ、IPOの当選確率は高まる。
  5. 5社で口座開設すると、年間で3回の当選。利益にすると約63万円が見込める

IPO証券会社総合ランキング





証券会社 IPO取扱件数 主幹事数 口座数 開設最短日数 前期
後期
総合評価 詳細

SBI証券

SBI証券

86社

11社

450万

翌日 前期

優秀


詳細

SMBC日興証券

SMBC日興証券

71社

21社

220万

4日 前期

優秀


詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券

36社

0社

17万

約1週間 前期

優秀


詳細

マネックス証券

マネックス証券

50社

0社

180万

2日 前期

やや優秀


詳細

岩井コスモ証券

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34社

0社

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5日 後期

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86社

11社

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4日

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36社

0社

17万

約1週間

優秀


詳細

マネックス証券

マネックス証券

50社

0社

180万

2日

やや優秀


詳細

岩井コスモ証券

岩井コスモ証券

34社

0社

42万

5日

やや優秀


詳細

当選確率を上げる裏の方法

ここまではIPOの当選確率を上げる方法として、最も効果的で効率的な方法として、抽選を受ける回数を増やすという方法を紹介してきました。
ここからはIPOの当選確率を上げるための、他の方法を紹介していきます。

抽選を受ける回数を増やすという方法ほど、画期的な方法はありませんが、当選確率を多少は上げられる方法であることは事実です。

①SBI証券で抽選を受け続ける

SBI証券は、IPOに外れれば外れるほどIPOに当選しやすくなります。

かおる(疑う)

かおる

ええ、どうゆうことですか??


SBI証券には、SBIチャレンジポイントという、IPOに外れると溜まるIPOチャレンジポイントがあります。

SBI証券はそのIPOチャレンジポイントが高い順にIPOに当選する枠があるので、いつかは必ずIPOに当選することができす。
1回のIPOに外れると1ポイント溜まるという仕組みで、頻繁にIPOチャレンジポイントが溜まるキャンペーンもしているので、1年で約100ポイント溜めることができます。

IPOチャレンジポイントは100ポイントを超えてくると、かなり当選確率が高くなってくると言われています。

1年間IPOの抽選を受け続けると、IPOの当選にグンと近づきます。

IPOチャレンジポイントは、当選するまで減ることは無いので、目当てのIPOがあるときは積極的に使いましょう。

②主幹事から申し込む

証券会社 2018年主幹事数 詳細

SBI証券

SBI証券
11件
詳細

SMBC日興証券

SMBC日興証券
20件
詳細

IPOを取り扱っている証券会社の中でも、主幹事と幹事があります。

主幹事は多くの場合IPOを保有している株数が幹事よりも多いので、主幹事からIPOに申し込む方が、当選しやすくなります。

現状として、資金力や取引実績に関係なく当選の見込める証券会社で、主幹事を担当している所は限られています。

ですが、SBI証券会社とSMBC日興証券は、確実に主幹事数を増やしてきていて、IPO当選を狙うのにおすすめの証券会社です。

特に、SBI証券はSBIチャレンジポイントなども実施しているなど、IPOの抽選を受けるなら、確実に口座を作っておくべき証券会社です。

③IPO取扱件数の多い証券会社を選ぶ

証券会社 2018年IPO取扱件数 詳細

SBI証券
SBI証券
86件
詳細

SMBC日興証券

SMBC日興証券
66件
詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券
47件
詳細

マネックス証券

マネックス証券
50件
詳細

IPO取扱件数とは、主幹事数と幹事数を合計したもので、1年にIPOの抽選をした銘柄の数です。
IPOの抽選に参加できる数が得れば増えるほど、IPOの当選確率は上がります。

本気でIPOに当選したいという方は、SBI証券に加え、せめてSMBC日興証券岡三オンライン証券の口座開設をしておくことをおすすめします。

④完全平等抽選をしている証券会社を選ぶ

証券会社によって、IPOの抽選方法は異なります。

完全平等抽選を実施していない証券会社では、大口の投資家や資金力のある投資家が当選しやすくなっています。

なので株式投資初心者や資金のない投資家は完全平等抽選をしている証券会社から抽選を受けるようにすべきです。

証券会社 口座数 IPO取扱数 抽選方法・ワンポイント 詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券


17万


36社

100%:完全平等抽選
IPOの申込の事前入金必要なし


詳細

証券会社 口座数 IPO取扱数 詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券


17万


36社


詳細

⑤ライバルが少ない証券会社を選ぶ

ライバルの少ない証券会社とは、口座開設数の少ない証券会社のことです。

口座開設数が多ければ多いほど、それに伴ってIPOの抽選を受ける人数は増えます。
同じ銘柄の当選を競うなら、ライバル(口座開設数)の少ない証券会社の方が、当選確率は高くなるということです。

証券会社 口座数 IPO取扱数 抽選方法・ワンポイント 詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券


17万


36社

100%:完全平等抽選
IPOの申込の事前入金必要なし


詳細

岩井コスモ証券

岩井コスモ証券


42万


34社

100%:完全平等抽選
ネット口座のIPO株の配分10%


詳細

証券会社 口座数 IPO取扱数 詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券


17万


36社


詳細

岩井コスモ証券

岩井コスモ証券


42万


34社


詳細

⑥資金拘束のある証券会社とない証券会社を組み合わせる

多くの証券会社では、当選か落選かの発表をする前の段階で、IPOの当選時に必要な購入資金が必要になってきます。

そのため、すぐに資金の用意できない方や資金に限界がある方は、複数の証券会社から抽選に参加できないと思うかもしれません。

しかし、資金拘束のない証券会社と資金拘束のない証券会社を組み合わせると、証拠金が少なくても複数の証券会社からIPOの抽選を受けることが可能になります

証券会社 IPO取扱数 入金期限 詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券


36社

IPO抽選結果発表後
当選者と補欠当選は買付金額の入金


詳細

松井証券

松井証券


9社

IPO株式の70%を抽選に割当てるので当選高確率
IPO抽選結果発表後に買付金額の入金


詳細

証券会社 IPO取扱数 入金期限 詳細

岡三オンライン証券

岡三オンライン証券


36社

IPO抽選結果発表後
買付金額の入金


詳細

松井証券

松井証券


9社

IPO抽選結果発表後に買付金額の入金


詳細

SBIネオトレード証券

SBIネオトレード証券


4社

IPO抽選結果発表後
買付金額の入金


詳細

⑦前期型と後期型の証券会社を組み合わせる

IPOの抽選には、前期抽選型と後期抽選型の2種類があり証券会社によって異なります。

抽選が被ってしまうことを心配をしている方でも、複数の証券会社からIPOの抽選を受けることができます。

証券会社 前期・後期IPO抽選 IPO取扱数 抽選方法 詳細

SBI証券

SBI証券
前期
86件
IPO取扱数がトップレベル
IPOチャレンジポイントで次回の当選確率UP

詳細

SMBC日興証券

SMBC日興証券
前期
66件
大手証券の中でIPOに注力
取扱銘柄トップ水準

詳細

岩井コスモ証券

岩井コスモ証券
後期


34社

100%:完全平等抽選
ネット口座へのIPO株の配分は10%


詳細

auカブコム証券

auカブコム証券

後期


23社

100%:平等抽選
IPO取扱数増加中!


詳細

証券会社 後期IPO抽選 IPO取扱数 詳細

SBI証券
SBI証券
前期
86件

詳細

SMBC日興証券

SMBC日興証券
前期
66件

詳細

岩井コスモ証券

岩井コスモ証券
後期


34社


詳細

auカブコム証券

auカブコム証券
後期


23社


詳細

IPOに複数の証券会社で申し込みたいが、当選するのは1回でいい場合、複数口座で抽選を受けることは避けないといけない考えるかもしれません。

しかし、IPOの後期抽選型の証券会社は、前期抽選型の証券会社での当落の結果を見てから抽選に参加を決めることができます。

⑧小口の投資家はネット証券から申し込む

証券会社のIPO担当者によっては当選の配分を左右させられることがあります。
特に対面の証券会社では資金が豊富な大口投資家を優遇することが多いです。

なので小口投資家は公平な抽選が行われるネット証券からIPOに申し込むことで、当選確率を引き上げることができます。

その際に、抽選ルールを確認して、完全平等抽選であれば、小口投資家にとって最も当選しやすい証券会社の種類だと言えます。

⑨大口の投資家ならば対面証券から申し込む

預かり資産が豊富な方や会社の社長・役員の方はIPOの当選者を担当が左右するような証券会社を選ぶべきです。

またこのような方は直接対面で営業が来る場合も多いです。IPOの銘柄で上昇が見込める場合、対面営業の担当者からIPOを購入するのがベストでしょう。

注意点としてはネット証券に比べ手数料が高いという点です。
しかし、先ほども述べた通りIPOはほとんどの確率で利益を得れるので、手数料はあまり考慮しなくてもよいでしょう。

⑩複数人で協力して当選を目指す

ここまでで、ほぼ全てのIPOを上げる方法を紹介してきました。これらの方法を複数の名義で実践すると、それだけ当選しやすくなります。

家族のいる方は家族と、恋人のいる方は恋人と一緒に口座開設し、一緒に抽選を受ければ、それだけ当選確率は上がります。

どうしてもIPOで当選したい銘柄があれば協力して口座開設をしてもいいのではないでしょうか。

⑪IPOセカンダリーを狙う

IPOセカンダリーは落選したIPO銘柄を取得する方法です。

IPOセカンダリーとはIPO株が上場した後、市場で売買して利益を上げるのが「IPOセカンダリー投資」です。

かおる(笑顔)

かおる

どうしても欲しかったIPO銘柄が買えるってこと!?


りな先生(ワンポイント)

りな先生

そうよ!でもIPOセカンダリーはリスクもあることを十分理解してね!


IPOは上場初日は順調に上昇していきやすいですが、IPOから数日たってしまうと下落しやすいケースもあります。

もちろんIPO銘柄は将来に期待できるビジネスを行っていることも多いですが、下落リスクもあることを頭に入れてIPOセカンダリーに挑みましょう。