
りな先生
この記事では主要ネット証券10社の取引手数料を各手数料コース毎で比較した「手数料比較表」と「総合ランキング」を紹介しているわ。
主要ネット証券10社の取引手数料比較
1日の約定代金合計の手数料比較
※SMBC日興証券、auカブコム証券、DMM株は1約定ごとの手数料コースしかありません。
1約定ごとの取引手数料比較
※マネックス証券の「~100万円以下」の手数料は成行注文の場合です。指値注文は1,650円です。
※松井証券は1日の約定代金合計の手数料コースしかありません。
こうして比較すると「手数料が低い」と言われるネット証券の中でも、手数料に大きな違いがあるのが分かりますよね。
特に最近はネット証券の手数料無料化競争が白熱しており、SBI・楽天・松井の大手ネット証券3社は、2019年12月23日より1日50万円以下の取引であれば取引手数料が0円というサービスを打ち出し、ネット証券業界を驚かせました。
1日50万円の取引なら、市場の9割ほどの銘柄の売買は無料でできますので、最初は少額からスタートしたい株初心者には嬉しいサービスと言えるでしょうね。
どっちの手数料コースを選べばいいの?
これから株をスタートする際に、どちらの手数料コースを選べば良いのか分からないと思いますので、少し補足しておきます。
「1約定ごとの手数料コース」と「1日の約定代金合計の手数料コース」の違いですが、基本的に1日の取引回数が少ない人や1回の取引注文額が大きい人は、1約定ごとに手数料が決まる1約定ごとコースを選択した方がお得になります。
1日に100万円以上の取引をするのであれば、 DMM株や SBIネオトレード証券の1約定ごとの手数料コースがネット証券の中では最安値です。(※2019年10月31日現在)
逆に、1日の約定代金の合計額で取引手数料が決まる手数料コースの場合、1日に何度も取引を行う人や1注文毎の取引金額が少ない人がお得になる手数料コースです。
先ほども紹介したように、楽天は100万以下の取引手数料、SBI・松井は50万円以下の取引手数料がタダなので、少額から取引を始めたい株初心者の人は、 SBI証券か 楽天証券のどちらかの1日の約定代金合計の手数料コースで取引をスタートすると良いでしょう。
SBI証券と楽天証券は両方優れたネット証券なので、どちらを選んでもそれほど大きい違いはありませんので、両方の口座を開設してみて使いやすい方をメインの取引口座にすると良いでしょう。
ネット証券の手数料ランキング
第1位 DMM株
おすすめポイント
- Point.1
取引手数料が業界最低水準!!
DMM株の1約定ごと手数料コースはネット証券の中でも最安値です。特に1日の取引額が大きい人にはオススメです。
- Point.2
取引ツールが使いやすい!!
DMM株の運営元があのDMMFXを運営するDMM.comなので、PCツールやスマホアプリの使いやすさは抜群です。
- Point.3
手数料の1%がポイントで貯まる
DMM株では取引手数料の1%がDMM株ポイントとして貯まります。また、貯まったポイントはDMM株での取引でそのまま使えます!
取引手数料
手数料 ※税込 |
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定ごと | 88円 | 106円 | 198円 | 198円 | 374円 | 660円 | 880円 |
1日定額 | – | – | – | – | – | – | – |
口コミ

男性/30代/会社員
サポートや信頼出来る条件が多くて、初めてでも自信が持てました!
チャート画面も見やすいので、空いた時間にスマホで簡単にできちゃいます!

しかも、IPOに無料で申し込める素晴らしい武器を持っています。
弱点というか、改変してほしいのが、IPOの参加ルールです。DMM独自のシステムを採用しているので、他の証券会社のように、IPOに関しての取り扱いの有無が分かりにくいことです。
せっかくIPO申し込みの手続きをしても、すぐに中止になってしまう案件が大多数です。

第1位 SBIネオトレード証券
おすすめポイント
- Point.1
取引手数料が業界最低水準水準!!
SBIネオトレード証券の取引手数料は、DMM株と並んで主要ネット証券トップの最安値水準です。こちらも1日の取引額が大きい人にオススメです。
- Point.2
新規口座開設後2ヶ月間は手数料が無料!!
SBIネオトレード証券は現在、新規口座開設後の取引手数料が2ヶ月間無料になるキャンペーンを行っています!!
- Point.3
0円でIPOに申し込める!!
SBIネオトレード証券はIPOの前受金が不要で、先にIPOに申し込んで当選した後で、資金を入金する事ができます!
取引手数料
手数料 ※税込 |
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定ごと | 88円 | 106円 | 198円 | 198円 | 374円 | 660円 | 880円 |
1日定額 | 440円 | 440円 | 440円 | 440円 | 660円 | 1,540円 | 1,980円 |
口コミ

他の証券会社、特にネット証券会社は手数料が安いですが、
数あるネット証券会社のなかでも、ダントツで手数料が安いです。
手数料無料の証券会社もありますが、約定価格が10万円以下なら無料など、条件付きで手数料無料があります。
10万円以下なら無料でも、10万円超えたら手数料が割高になる証券会社が多いです。
SBIネオトレード証券は手数料が無料ではないですが、約定金額がどの価格帯になっても平均し手数料が安いです。


他の方にも超オススメできるわかりやすい証券会社だと思いますね。
第3位 SBI証券
おすすめポイント
- Point.1
口座開設数500万突破!
SBI証券はネット証券最大手で、総口座開設数500万(2020年2月現在)を突破しており、国内のネット証券では最も人気と支持があるネット証券です。
- Point.2
50万円まで無料!!
取引手数料が主要ネット証券の中では最安値水準なので、少額から取引を始めたい初心者に特に人気があります。特に1日50万円までは取引手数料が無料になりました!!
- Point.3
顧客満足度ランキング5年連続1位
株式会社oriconMEが実施したオリコン顧客満足度ランキングで5年連続13度目の1位を受賞しました。実際のサービス利用者が対象となる調査なので、かなり信頼できる指標です。
取引手数料
手数料 ※税込 |
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定ごと | 99円 | 115円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1,013円 | 1,013円 |
1日定額 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 838円 | 1,278円 | 1,718円 |
口コミ

男性/30代/会社員


第4位 楽天証券
おすすめポイント
- Point.1
100万円まで手数料がタダ!
楽天証券はSBI証券同様、1注文毎と1日定額のどちらでも手数料が業界最低水準!また100万円までなら手数料はかかりません
- Point.2
最強ツール「マーケットスピード」!
マーケットスピードとは楽天証券が提供している取引ツールです。ネット証券が提供しているツールの中では確実に機能性・使いやすさ共に最高峰です。
- Point.3
楽天ポイントがザクザク貯まる!
楽天証券だと超割コースで手数料1%のポイントバックがあったり、つみたて投資で楽天クレジット決済ができるので、楽天ポイントがザクザク貯まっていきます!
取引手数料
手数料 ※税込 |
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定ごと | 99円 | 115円 | 275円 | 275円 | 535円 | 1,013円 | 1,013円 |
1日定額 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 3,300円 | 5,500円 |
口コミ




第5位 岡三オンライン証券
おすすめポイント
- Point.1
1日20万円以下であれば手数料が無料!!
岡三オンライン証券の1日約定代金合計の手数料コースでは、1日20万円以下の取引なら一切手数料が発生しません!!
- Point.2
取引ツールが使いやすい!!
岡三オンライン証券の提供する取引ツールは2019年のオリコン顧客満足度ランキングで1位に選出されてます!!
- Point.3
現金2,000円プレゼントキャンペーン実施中!!
Kabudemyと岡三オンライン証券のお得なタイアップで、現在、口座開設後の5万円の入金で「現金2,000円」をプレゼントしてます!
取引手数料
手数料 ※税込 |
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 | ~100万円 | ~300万円 | ~500万円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約定ごと | 108円 | 220円 | 385円 | 385円 | 660円 | 1,650円 | 2,160円 |
1日定額 | 0円 | 0円 | 385円 | 550円 | 880円 | 1,430円 | 1,980円 |
口コミ


定額プランは、1日の約定金額が20万円以下なら手数料が0円です。そのため、少額の取引を行う場合は、便利な証券会社だと思います。
IPOの取り扱いは、それなりに有ると思います。ただし、当選したことは有りません。

サポートもキメ細かいです。
これまでに何度かメールや電話で質問をしたのですが、
いつも的確な回答を迅速にもらえています。
ツールに関しては、岡三RSSが秀逸です。
Excelの知識がそれなりにあれば、基本的にどんな注文でも出せます。
このRSSは、くりっく365・くりっく株365用としても提供されていおり、重宝しています。
他の大手に比べると知名度は低いかもしれませんが、
私としては一番のオススメです。

現物取引(国内株式)以外でオススメのネット証券
ここまでは、国内株式の現物取引を行なった場合の、各社の取引手数料を比較してきました。
ここからは、「私は米国株の取引もしたいけど、どのネット証券が安いの?」「信用取引はどこがオススメ?」という人に向けて、米国株式・信用取引、それぞれの取引の場合にかかる手数料を比較してみましょう。
米国株ならSBI証券
米国株とは、アメリカで取引されている株式のことで、世界的に有名なフェイスブックやアップル、アマゾンなどの銘柄を購入する事ができます。
一般的に、米国株は日本株よりも高配当で、大きい値上がり益を期待でき、多くの投資家から人気を集めています。
そんな米国株の取引におすすめのネット証券は、 SBI証券です。
米国株への投資ができる主要ネット証券はSBI証券・マネックス証券・楽天証券の3社がありますが、SBI証券は住信SBIネット銀行と連携する事で、日本円を米ドルに両替する時に発生する為替手数料を、通常25銭を4銭まで下げる事ができます。
これは100万円分の両替で考えると、他のネット証券は往復の為替手数料が5,000円かかるのに対して、SBI証券は往復たったの800円で両替できる計算になります。
なので、取引コストをなるべく下げたい場合にはSBI証券がオススメです。
もちろん、他のネット証券、例えばマネックス証券は取り扱っている米国株の銘柄数がネット証券最多の約3000銘柄以上で、米国株の注文方法が8種類、注文受付は24時間などの特徴もあります。
詳しい内容については、以下の記事を参考にしてくださいね。
また、別の記事では米国株のオススメ高配当銘柄も紹介してますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
信用取引ならSMBC日興証券
信用取引とは、証券会社から現金や株券を借りてそれを担保に株式を売買する取引の事を指します。
少し複雑で理解するのが難しいと思いますが、とりあえずは「自分の持ってるお金の約3倍の取引ができる+空売りができる」のが信用取引と理解しておけばいいでしょう。
空売りができると、例えば、相場全体が下落してる局面でも、売りから注文して買い戻しで利益確定する事ができます。
そんな信用取引にオススメの証券会社は SMBC日興証券です。
SMBC日興証券はネット証券ではなく、総合証券ですが、ネット証券同様にネット完結で取引ができるダイレクトコースがあります。
SMBC日興証券が信用取引におすすめの理由は、信用取引の手数料が0円だからです。
冗談かと思いますが、SMBC日興証券のダイレクトコースでは信用取引の手数料が一切かかりません。
他のネット証券で信用取引の手数料が0円はありませし、ダイレクトコースだネット証券同様に、インターネットで取引を完結させる事ができますので、信用取引に関してはSMBC日興証券の一択と言えるでしょう。
信用取引について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
面白い手数料割引のあるauカブコム証券
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループで、東証一部に上場してるネット証券です。
そんなauカブコム証券は他のネット証券とは、一風変わった手数料割引サービスを実施してます。
一つ例をあげると、シニア割りという手数料割引サービスを実施しています。これは、満50歳以上満60歳未満で2%、満60歳以上で4%も現物株式の取引手数料が割引されるというサービスです。
シニア割り以外にも、女性割りやNISA割り、au割りなどの、独自の手数料割引サービスをたくさん行なっています。さらに、こうした手数料割引は併用する事ができるので、60歳以上の女性でauユーザーの場合だと、取引手数料が最大6.89%も割引されたりします。
もしも、今紹介したような条件に自分が該当するという場合、auカブコム証券の口座を持っておくとお得に取引できますよ!
auカブコム証券やauカブコム証券の手数料割引について、詳しく知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
総合証券よりネット証券を選ぶべき理由
証券会社には、野村證券や大和証券などの実店舗を持つ総合証券(対面証券)と、SBI証券や楽天証券などの実店舗を持たず、取引や入金などが、全てインターネット上で完結するネット証券の2つがあります。
中には、「総合証券かネット証券、どちらで取引を始めようか迷っている!」という方もいらっしゃるかと思いますが、取引手数料(コスト面)から見ると、断然ネット証券がオススメです。
総合証券は取引手数料が高い!
総合証券の良さは、対面での個別サポートを行ってくれる点ですが、その分、実店舗所有による諸費用や人件費などが発生するので取引手数料は必然的にかなり高くなります。そもそも総合証券のメイン顧客は豊富な資産を保有したお金持ちなので、少しくらい取引手数料が高くてもそれほど問題にはならないのです。
一方で、ネット証券は全ての手続きをインターネット上で完結させているので、実店舗を所有するコストや人件費などを極力抑えることができ、その分投資家が負担する取引手数料を安くする事ができます。
ネット証券で口座を開設する人のほとんどが、その取引手数料の安さとネットで全てが完結する利便性にメリットを感じて、総合証券ではなくネット証券を選んでいます。
総合証券とネット証券の手数料比較表
実際に、主要総合証券3社と主要ネット証券3社の取引手数料を実際に比較してみると、だいたい10倍〜20倍くらいの差がある事が分かります。
会社名・種類 | 1注文ごと手数料 | ||||
〜20万 | 〜50万 | 〜100万 | |||
総合証券 | 野村證券 | 2,808円 | 7,020円 | 11,967円 | |
大和証券 | 2,484円 | 6,210円 | 12,420円 | ||
みずほ証券 | 2,268円 | 5,670円 | 11,340円 | ||
ネット証券 | SBI証券 | 115円 | 275円 | 535円 | |
楽天証券 | 115円 | 275円 | 535円 | ||
マネックス証券 | 198円 | 495円 | 1,100円 |
※総合証券3社に関しては、店頭手数料を約定代金幅の最大値を掛けて算出
※ネット証証券の取引手数料は1約定ごとの手数料を表示
こうして表にして比較すると、明らかに総合証券よりもネット証券を選んだ方がお得なのが分かりますよね。
この事実を知らずに「総合証券の方が名前を聞いた事があるし、なんとなく安心だから」という安直な理由で総合証券を選んでしまうと、ネット証券で取引している人と比べて、取引する度に取引手数料(コスト面)だけで10倍以上も損をしてしまう事になります。
ネット証券の手数料に関する疑問
最後に、株初心者が感じるネット証券の手数料に感する疑問に答えていきたいと思います。
Q1. ネット証券は口座開設費や口座維持費が発生するの??
基本的に総合証券やネット証券は、取引手数料をメインの収益源としてますので、口座開設や口座維持に費用が発生する事はあまりありません。
特に、今回この記事で紹介したネット証券は、全て口座開設費や口座維持費がかからないネット証券です。
取引手数料以外で、コスト面で何か注意する所があるとすれば、現物取引以外の商品の取引を行った際に発生する費用は見ておいた方がいいでしょう。
例えば、米国株等の外国株式を購入しようと思った場合、円貨決済であれば、ネット証券ごとに取引手数料とは別に、為替手数料25銭がかかります。
このように現物取引と外国株式の取引では手数料の仕組みが異なります。
仮に米国株での取引を考えている場合は、米国株の取引に強いネット証券を選ぶようにしましょう。
また、株初心者の中には投資信託を購入しようと考えている方もいるかと思いますが、投資信託を購入する際には、購入時手数料と信託報酬という実質的な手数料のような費用がかかります。
これは、そのファンド毎に費用が異なりますので、投資信託を選ぶ際には、事前にそのファンドでかかる購入時手数料と信託報酬を把握しておいた方がいいでしょう。
最近では、 SBI証券や 楽天証券などのネット証券が多数のノーロードファンドと呼ばれる、購入手数料がかからない投資信託を扱っていたりしますし、ETFと呼ばれる取引所に上場している投資信託を購入すれば、普通に国内株式を購入する取引手数料だけで、通常の投資信託を購入する場合に比べて、取引コストを抑えることができたりします。
アドバイスとしては、例えば、まずは現物取引手数料が安く総合的に優れたネット証券(SBI証券や楽天証券等)をメイン口座として持っておいて、米国株取引用ににマネックス証券、IPO用に松井証券の口座を持っておくという風に、用途に合わせて複数口座を持っておくという方法がオススメです。
用途別にオススメのネット証券については、以下の記事で詳しく解説しています。
Q2. 手数料以外で初心者におすすめのネット証券はどこですか?
基本的に、今回取引手数料が安いネット証券として、ランキング形式で紹介したネット証券に関しては、手数料以外の面を考慮しても十分に株初心者におすすめできるネット証券です。
しかし、その中でも特にどのネット証券がいいかと言われれば、 SBI証券と 楽天証券が初心者におすすめのネット証券では頭が1つ抜けている印象があります。
SBI証券は、先ほども述べたように、口座開設数が450万を突破したネット証券最大手です。
取引手数料が安く、実際にSBI証券を使用しているユーザーの満足度もかなり高いです。SBI証券が提供しているPCツール「HYPER SBI」も使いやすく、スマホアプリもあります。
なので、総合的に他社と比較して初心者向きと言えるでしょう。
SBI証券について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
楽天証券は、取引手数料が安いという点以外にも、取引ツールのマーケットスピードや日経テレコンが無料で使える等の優れたメリットがあります。特に、口座開設者の半数以上が楽天会員であるという点から分かるように、楽天ポイントがザクザク貯まるお得なサービスを提供しており、楽天ポイント目当てで楽天証券口座を持つ人もいるほどです。
なので、こちらもSBI証券同様に総合的に優れており、十分初心者向きと言えるネット証券です。
楽天証券について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Q3. SBI証券のスタンダードプランとアクティブプランってなんですか?
たまにここを混同してしまう人がいるので少し説明しておくと、これはSBI証券が使ってる手数料コースの別称です。
1約定ごとに取引手数料が発生するコースがスタンダードプラン。逆に、1日の約定代金の合計で取引手数料が決まるコースがアクティブプランです。
確かに、ネット証券毎に手数料コースの名前が異なるので、ここは少しややこしいですね。
SBI証券以外にも、例えば楽天証券だと、1約定ごとに取引手数料が発生するコースを超割コースと呼んだりします。
もしも、その手数料コースがどっちのコースを表しているのかわからない場合には、各ネット証券の公式サイトで確認してみると良いでしょう。
Q4. 楽天証券に手数料が安くなるサービスがあるって聞いたんですけど本当ですか?
本当です。
楽天証券で1約定ごとに手数料が発生する超割コースを選択すると、現物取引手数料の1%が楽天ポイントとして返ってきます。
取引量の多い大口投資家になると、大口優遇でこの手数料のポイントバックが1%から2%になります。
詳しくは、楽天証券の公式サイトをご覧ください。
正直、取引手数料の1%がポイントバックされた所で、それほど大きい額ではないのであまり気にしなくていいと思いますが、それでも少なからず楽天ポイントが貯まるサービスは嬉しいと思いますので、楽天会員の人からすれば魅力的なサービスと言えるでしょう。
Q5. 総合証券のメリットってなんですか?
ネット証券と比較すると取引手数料がかなり高い総合証券ですが、ではなぜわざわざ総合証券で取引する人がいるのでしょうか?
ここを疑問に感じた人もいるでしょう。
実際、総合証券のメリットはどこにあるのでしょうか?
最初の方にも少し書きましたが、総合証券で取引するメリットは、顧客一人につき、専属の営業担当者がついて投資のアドバイスをしてくれるという点です。
投資というと、自分が今まで貯めてきた大事なお金を使うので、それ相応の不安が付きまといます。そうした不安を専属の営業担当者がつく事で少しでも和らぐ事ができます。
しかし、少しうがった見方をするなら、総合証券の営業担当者はあくまで営業担当としてあなたに接します。もちろん、本当にあなたの事を思ってアドバイスしてくれる方もいますが、中には取引手数料の低い商品(例えばETF)の案内をあえてしないという営業担当もいます。なので、その人が本当に自分のことを思ってその商品を勧めているのかどうかは、きちんと見極める必要があります。
また、最近では多くのネット証券がセミナーや情報配信等を通じて、総合証券のように専属の担当者がいなくても、投資家自らが情報を獲得して取引できる環境が出来上がっています。なので、わざわざ総合証券で口座を開設して高い手数料を払ってアドバイスをもらうというメリットは、近年薄れつつあります。
実際、ネット証券でも公式サイトに載っているお問い合わせ番号に電話すると、実際の取引ルールや注文方法などを丁寧に教えてくれますので、ネット証券だからと言って、初心者の人が誰にも相談できずに取引で困るという事もありません。
まとめ
いかがでしたか?
自分にあった取引手数料の安いネット証券を見つける事はできましたか??
最後に、この記事で紹介した内容をまとめておきます。
まとめ
取引手数料比較のランキング基準
主要ネット証券10社の取引手数料比較に関しては、各証券会社のホームページを参照し、相対的に安い取引手数料を提供する証券会社にスコアを付与し、そのスコアが高い順に並んでいます。
ランキングの詳細が知りたい方は、手数料比較の算出基準をご覧ください。
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